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成功への道は険しい

土壌改良作戦のその後です。
大量の有機物とクロタラリアで土をフカフカにして白菜苗を植え付けました。

そして80日後、

20111121-1.jpg

うーん・・・
白菜が巻きません。
下葉も黄色くなって栄養不足といった感じです。初期成長は割と順調だったのですが、途中から成長が鈍ってしまいました。

去年はもみがらを入れすぎて土が乾いていたので、今年の春は落ち葉や刈り草を中心に入れて、水分のバランスはいい感じになったと思ったのですが・・・
植物性の有機物だけでは無理があるのでしょうか。

実は別の畑でこんな現象が起きています。

20111121-2.jpg

ここはブラックベリーを育てている畑です。
畝は耕さず、畑の周りの草を刈ってはブラックベリーの周りに積んでいます。その他の肥料分は一切与えず、自然農法のような感じです。

ここに毎年菜っ葉が自然に生えてきます。
以前育てていた菜っ葉のこぼれ種から増えたのだと思います。
刈り草以外の肥料分が無いにも関わらず、見事な成長をしています。

20111121-3.jpg

虫食いも無く、白菜よりも大きな株になってます。
その隣に、試しにのらぼう菜の苗を植えてみたのですが、

20111121-4.jpg

こっちもメチャ大きくなってます。

これらを見る限りでは、植物性有機物だけでも野菜は十分に育つと言えると思います。

じゃあ、さっきの白菜はどうして大きくならないのか。
有機物が分解されて植物が吸収できる形になっていないのだろうか。
土づくりには最低でも3年係るといわれているので、やはりもっと時間が必要なのだろうか。
来年がその3年目です。
このやり方で間違ってないことを信じて、有機物の投入を続けたいと思います。

ちなみに巻かなかった白菜は来年の春に菜の花として出荷します。

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籾殻は・・・

籾殻は、焼いて入れた方が、土にとっては最高級肥料だそうです。

生のすくもは、少量に!!

白菜が巻かないのは、土壌の関係もあるそうです。

化学肥料が多い白菜は、「食べたら苦いけんね~」とのこと

あいはな農園の白菜は、有機肥料たっぷりで美味しそう!

Re: 籾殻は・・・

生のすくもは少量に・・・
がーん!既にありえんぐらい投入しています。
確かに生で入れると窒素欠乏や発芽抑制など、悪い影響が出るようです。
ということで、今年からは1年以上寝かせたものを入れるようにしています。
籾殻くん炭がいいのは色々と聞いているのですが、畑全体に入れるにはかなりの量が要るので何とか生のすくもが使えないか試行錯誤しているところです。
でも、来年はくん炭も試してみようかな。

苦みはないんですが巻かないんだよねー。
来年こそはまともな白菜作るぞ!
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中川 崇

Author:中川 崇
広島県世羅町で農業に挑戦!

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