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発芽しました

ここのところの寒波で毎朝氷点下です。
畑も凍みて野菜も育たないと思いきや、

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1月にトンネル栽培で播種した畝をのぞいてみると、

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おお!発芽してる。
これは小カブです。
こんな寒い中でもしっかりと芽吹いて大きくなろうとしています。

植物の生命力ってほんと凄いですね。

茎が旨い!

去年の11月に種を蒔いたかぶがようやく大きくなって収穫間近、と思ったら・・・
トウ立ちしてる!

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冬の寒さを乗り越えたかぶが、暖かくなって花芽を付けてしまいました。
こうなるともう根っこには栄養はいかず、かぶが太ることはありません。(涙)

せっかくここまで大きくなったのに・・・ガクッ。

しかし、花芽がついた茎を齧ってみると・・・

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甘―い!

めっちゃ甘くて、めっちゃ柔らかいです。
寒さにあたった茎葉は糖分を蓄えて激甘になっています。

このおいしさを独り占めにする訳にはいかない!
是非皆さんにも味わってもらいたい。

ということで「かぶのつぼみ菜」と勝手に名前をつけて出荷しています。
お店で見かけたら食べてみてください。

寒じめカブ

年末からぐっと冷え込んで、連日氷点下の世羅町です。
こう寒いと外での作業がおっくうになりますが、野菜達は寒さにあたって甘味がぐーんと増しています。

そう、小松菜、ほうれん草などの冬越し野菜は寒さにあたると甘味成分がたくさん出て甘くなるのです。スーパーでも寒じめほうれん草とかいう名前で甘みが強いことを売りにしているのが出ていることがありますね。

でも甘くなるのは寒さにあたった露地野菜だけです。ビニールハウスで育った野菜は温度がそこまで下がらないので甘さが出ないそうです。

甘くなるのは葉もの野菜だけと思っていたのですが、晩御飯用に収穫してきたカブを切っていたCEOが、
「ちょっと、ちょっと!これ食べてみて!」

カブを生で食べてみてとのこと・・・

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一口食べると、

あま!

まるで柿のような甘さです。いや柿ほどしつこくなく、さっぱりとしたジューシーな甘みが口の中に広がります。

秋に食べていたカブとはまったく別物です。
カブを食べるなら寒さが本格化した今の時期がおススメです。

ちなみに今回食べたカブは「みやま小カブ」という固定品種です。
最近のF1種よりも味はいいのですが、そろいが悪い(生育が不揃いで大きいのや小さいのが混ざり、いいものを選んで収穫しないといけないので作業効率が悪い。)のであまり作られていない品種です。

我が家でも自家用に少し作っただけで、出荷するほどの量はとれませんでした。
こんなに甘くなるんならたくさん作ればよかった。
来年は作付面積を増やしてみようかな。

プロフィール

中川 崇

Author:中川 崇
広島県世羅町で農業に挑戦!

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